★
隆房一代記
★
採点:
645点
HP:
村上源氏赤松一派の陽炎
作者:豊房
作品:
隆房一代記
■評価■
物語力:5.5/10
文章力:6/10
総合力:5.8/10
コメント:
歴史小説の批評は苦手です。というより、あまりためになる批評ができるかどうか。プロの方の歴史小説というものを読んだことがないので、批評する軸がないので、巧いのか、【歴史小説として】面白いのかの判断ができないのです。しかし、いつものように、そういったジャンルなどの概念を無視し、私がどう思いどう感じたかという、とっても自己中心的な批評をさせていただきたいと思います。
まず、どんな小説であっても、人に読んでもらうには、人を引き込むネタが必要です。それは歴史小説であっても同じだと思います。少数で多勢を打ち砕く、とても巧妙な作戦を描きたいとして、ただその作戦の流れを描いただけでは、誰も物語りに引き込まれることはありません。その作戦に至るまでの主人公の苦労や、感情などの描写を加えていけば、きっと、そのストーリーに引き込むことができると思います。なぜ、感情描写が大切かというと、小説や、映画など物語を紡ぎ人になにかを感じてもらうには、如何に相手を感情移入させるかにかかっていると思うからです。しっかりとしたプロットを立て、読み手を考えた構成にするとぐっと面白い作品になるのではないかと思います。
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