ラトゥンアップル

採点:750点
HP:レストルーム
作者:二百カイリ

作品:ラトゥンアップル

■評価■
物語力:8/10
文章力:6.5/10
総合力:6.8/10

コメント:
文章も物語りの流れも、ごく普通に流れていき、読みづらさは感じなかった。あらすじで、腐敗能力により、親友を──というのをあらかじめ知っていたため、いつそのシーンが来るのだろうとハラハラしながら読んでいたのですが、いやにあっさりと流れていってしまいました。能力との出会いは、この物語においてかなりの重要なウェイトがある割には、あっさりとしすぎているように感じました。ネタバレを防ぐため、あまり詳細には触れませんが、ダンスでのシーンは、読者にもっと戦慄を与えなければいけないシーンだと思います。そして、第一章の終わりのシーン、主人公が能力を気付くキッカケは巧いと思いましたが、そのことが起きて主人公が能力が気付くのには、特に深い心理描写があるわけではなく、直結してしまっていたので、もっとその部分も丁寧に描かなければいけないシーンだと思いました。余分な部分を省き、重要なシーンを肉付けしていけば、おもしろさはますと思いますし、先を読みたい意欲を掻き立てることもできると思います。

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